キャンプを始めたいけどどんなテントを買ったらいいのかな?
高いものだし失敗はしたくないよね~
キャンプを楽しむために必要になるテント!いろいろな形や素材のものが販売されていますが、いったいどんな基準でテントを選べばいいのか迷いますよね?
キャンプ歴25年の【まる】が今まで購入したもの、購入しなかったものの理由など挙げながら、あなたのキャンプシーンにはどんなテントが相性がいいのか一緒に考えて行きましょう。
キャンプギア選びはキャンプスタイル選び
テントを購入する前に、どんなうスタイルキャンプがしたいのか?を想像してみましょう。
- ハイ・スタイル
- ロー・スタイル
- お座敷スタイル
テーブルの高さが60~70cm
イスの高さが50~60cmほどで、立って調理している人とも視線が合いやすい高さで、ゆっくり語り合うスタイルに適しています。
また、座面が高いことで立ったり座ったりの動作がしやすくてラク。
荷物としてはかさ張りやすく、小さなお子さんは高さが合わないケースもある。
テーブルの高さが40cmほど
イスの高さが20cm~30cmくらい
深くゆったりと腰を掛けてお酒を飲んだりするのにちょうどいい高さ。
食事は食器を持たなければいけないので食べにくい。【まる】家では食事の時だけ直に座って食べたりしていました。荷物も少なめでおしゃれなサイトを作りやすい。
地べたにマットなどを敷いてテーブルに向かうお座敷スタイル。イスを必要としないのでバイクや自転車でキャンプする人は要チェック!
また、ブッシュクラフトなど無骨系キャンプがお好きな方にもおススメです。
ただずっと座っているので腰が痛くなりました。人によるかもですが腰痛持ちの方は向かないかもしれません。
大きく3つのスタイルをご紹介しましたがそれぞれに適したテントがあると思います。
キャンプシーンを想像してみよう
皆さんがキャンプを楽しむシチュエーションってどんな感じでしょうか?
家族で、恋人と、子供と水入らずで、もしくは一人で…
そしてどんなキャンプを楽しいと思えるか…
ドライブをして、訪れた町の名物を食べて温泉に入って、宿泊のためのキャンプであればそこまでスペックは求めなくてもいいという事になりますよね?
チェックインからキャンプ場に入り思いっきりキャンプを楽しみたいという方には、ある程度快適な設備が必要になる。
というように求めるキャンプシーンによっても選ぶテントは違ってくると思います。
キャンプは自分が楽しむものです
最近のキャンプブームで数多くのキャンプギアが誕生しました。
キャンプ場に行っても色とりどりのテント、見たこともないようなおしゃれなテント、まるでテントの品評会の様相です。
高額なテントの並ぶ中、自分のテントがちょっと恥ずかしい?みたいな錯覚に陥ることがあります。
そんな時思い出していただきたいのがキャンプは自由を楽しむもの!だという事です。どんなテントでも自分がキャンプって楽しいな!って思えることが一番大切だと思います。見栄を張っても仕方がないですもんね!
キャンプに行く季節も考えてみよう
キャンプ初心者の方にはなかなか判断が難しいとは思いますが、考えるか否かでテントの選択方法が変わってくるのです。
キャンプを初めて、1年のうちどれくらい行けるのか?
どれくらい行きたいのか?考えてみよう!
真夏も行くのか、真冬でも行くのか?
住んでる場所や行動範囲によっても変わってくるね!
ベンチレーションと通気性
あれは何年の前の話になるか…
当時釣りキャンプにハマっていたころ、ある港町のキャンプ場に予約して泊まったんだ。
釣りを楽しみ、夕飯には釣った魚を塩焼きにして大いに釣りキャンプを楽しんだ。
その夜…
海岸近くの無風の熱帯夜!テントの中は蒸し風呂の様だったんだ。
たまらずテントから飛び出したが外も無風の熱帯夜…
僕はあの時誓ったんだ!
真夏に海抜0mのキャンプは2度としない!と…
そして学んだんだ!
テントは通気性が一番大事なんだと…
【まる】のキャンプ失敗体験談より
テントにはベンチレーションと通気性がとにかく大事なんだというお話でした(笑)
テントの種類
前の章でご自身がどんなキャンプスタイルがしたいのかなんとなくつかめて来たでしょうか?
ロースタイルかハイスタイルか?また宿泊としてのキャンプか?キャンプ場でキャンプライフを楽しむのか?このキャンプスタイルを頭の片隅に置きながら実際テントを一緒に見ていきましょう。
テントの材質は?
ポリエステル
TC素材・ポリコットン
テントの形は?
ドーム型
ポリエステル製のものが多く、作りがシンプルで初心者でも設営が簡単。
商品によってはベンチレーションやメッシュ部分の配置が異なるため、確認して通気性の良し悪しを判断する必要がある。
インナーテントとフライシートの2重構造になっているので冬キャンプにも対応可能。
ワンポール型
4角計や6角形など様々あり、テントの半分にインナーテントがあるもの、テント全面にインナーがあるものなど仕様の種類がある。
ポールが1本なのでコンパクトに収納ができる。
大型のワンポールテントに薪ストーブをインストールして、真冬でもおこもりキャンプを楽しめる。(自己責任で!)
冬場に使うならスカート付き(風を遮る機能)が良い。
ツールーム型
ポリエステル製のものが多く、大型のテントの内部半分くらいにインナーテントを吊り下げて寝室にする作りのもの。
寝室とリビングスペースが一体型となっていて安心感が高い。またおしゃれなキャンプサイトを目指す方にもおススメ!
ポリエステル製ではあるがスカート付きのものもあり、真冬のキャンプにも対応可能です。
シェルター型
シェルター型は床面のないテントの総称で、内部にインナーテントを設営したりコットを使用したり中級者向け。
ポリエステル製、TC素材のもの両方あり、スカート付きで真冬対応のものからフルオープンにでき真夏でも風通しの良い作りの商品もある。
テントの中にいる時間は短い
真冬のおこもりキャンプの時以外、実はテントの中にいる時間って寝るときの数時間だけだったりします。これもテント選びに忘れてはいけない要素です。
もちろんテントの中でトランプしたりYouTube見たりという楽しみももちろんあります。
ですが、外で気持ちいい夜風にあたりながら語らったり、星空を見上げながら晩酌したりと外にいることの方が多かったりします。
要は自分がどんなスタイルでキャンプをしたいのか?
それに一番近いには…
- ドーム型とタープの組み合わせか?
- ツールームか?
- ワンポールのポリエステルかTC素材か
- シェルター型のポリエステルかTC素材か
収納サイズと重量
一般的にポリエステル製よりもTC素材の方が大きく重い。
また、ツールームやシェルター型などはポリエステル製でもほとんどが10kgオーバーです。
TC素材に至っては30kgを超えるものもあります。
キャンプ場で広げたときの快適さはもしかしたらパッケージ重量に比例するのかもしれませんね。
が、大きいので家での収納スペースの確保も必要です。家での収納スペースや車への積載方法とテントの快適さや扱いやすさ、バランスをみることがテント選びには重要です。
まとめ
今回はテント選びについて解説してきました。
昔の写真ですがテントに大形スクリーンタープを連結させて使っていたこともあります。
テントもシェルターも大型で運搬、設営に体力を使っていましたが、結局外で遊び外でご飯を食べていて、こんな大きいの必要?
というのが結論でした。
やっぱりバランスが大切ですね!
どんなキャンプをしたいのか?それにはどんなテントが似合っているのか?
なんとなく見えて来たでしょうか?テントやタープの形状や材質のバランスの中でどれが一番いいバランスなのかを考えていただく参考にしていただけたら嬉しいです。
では、また次のキャンプで!
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