これからキャンプを始めたいけど何から始めればいいのか分からない…
そんな初心者さんのために簡単な始め方を3ステップでご紹介します。
すぐに始めたい方は下のボタンから気になる項目をクリックして下さい。
最近のキャンプブームすごいですね!
各メーカーからいろんなキャンプギアが出てきて、Amazonや楽天でも星の数ほどのアウトドアグッズが販売されていますね。
これからキャンプを始めたい初心者さんにとって何を買いそろえればいいのか…選択肢が多い分迷ってしまいますよね!
しかもキャンプは余暇を自由に楽しむもの、人によって楽しいと思えるポイントが違うので『これが正解!』というものがないのです。
選択肢が多すぎて逆に迷っちゃいますよね~
まずキャンプって何から始めればいいの?
何を買って準備すればいいの?皆さんの気になるところをご説明していきたいと思います。
妻と子供5人総勢7人でキャンプを楽しんだり、子供と私だけの父子キャンプ、今ではソロキャンプを楽しんでいる私【まる】が、キャンプ歴25年でいろいろ経験したことをを共有して、皆さんに合ったキャンプのスタイル、またなにから始めればいいのかを順を追って解説していきます。
キャンプの魅力
キャンプのどこに魅力を感じるかは人それぞれですが、私の考えるキャンプの魅力は自由を満喫できる!これにつきます。
急に自由!って言われても困るんですけど…
ですよね!
なのでキャンプ行ったらどんなことがしたいだろう?って考えてみて、何かがぼんやりと見えてくると自分に合ったキャンプスタイルが分かってきます。
- 美しい景観を楽しみたい
- 思いっきり子供と遊びたい
- アウトドア料理にチャレンジしてみたい
- 焚火をしながら満点の星空を眺めたい
- 仲の良いファミリーと一緒に過ごしたい
- 家族旅行したいけど宿は高すぎる…など
数えだしたらきりがなく出てくるキャンプの魅力。なにかやってみたいこと浮かんできましたか?
実はデイキャンプと呼ばれる宿泊をしない、日帰りのキャンプでもその楽しさの多くを体験することができます。
経験上キャンプを一緒にすると結束が固くなります。お友達ファミリーと行けばパパ同士、子供同士で仲良くなって帰ってきます。家族で行けば子供との距離がより近く親密になります。この時間が親にとっても子供にとっても素晴らしい経験になります。(priceless)
キャンプでなにをしよう考えると自分にあったスタイルが見えてくるよ!
まるは焚火でマシュマロを焼きたい!
デュオキャンプ(妻とふたりで)、ファミリーキャンプ、ソロキャンプとあらゆるスタイルを経験して思うことは、キャンプって楽しいっていう事です。
自然豊かなフィールドで子供といっしょにはしゃいだり、みんなで協力して食事の準備をすすめ、夜は焚火の音を聞きながら満点の星空を見上げたり、自分が楽しいと思う時間を満喫できるのがキャンプの魅力です。
どうですか?キャンプ行ってみたくなってきました?
次章では実際どうやってキャンプを始めたらいいか、今抱えているお悩みに照らし合わせてご提案しています。
【step.1】 デイキャンプから始める
そんな方にはデイキャンプがおすすめです
デイキャンプとは
デイキャンプとは宿泊せず日帰りで楽しむキャンプのことで、バーベキューや、自然の中でのアクテビティなどを楽しんだりすることです。キャンプ場やバーベキュー施設を利用したりピクニックも含まれます。
デイキャンプの魅力
デイキャンプは日帰りなので少ない荷物で自然の中で遊べる大きな魅力があります。
宿泊しないのでお子さんと一緒でも安心です。キャンプ場によってはレンタルで使える道具も豊富だしバーベキュー施設では食材までセットになっていることもあります。
とりあえずキャンプの雰囲気だけでも味わってみたいという人には一番ハードルが低くお勧めです。
河川や山間などではならではのアクテビティを楽しんだりすることもできるので、ランチはカップラーメンやレトルトカレーなどで簡単に済ませ思いっきり遊ぶっていうのも楽しいです。
デイキャンプに必要なもの
一般的なキャンプ場でのデイキャンプに必要なものを洗い出してみましょう
リビングスペースに必要なもの | テーブル・イス・パラソル、タープ |
食事に必要なもの | 鍋・バーべキューコンロ・火器類・食器・カトラリー・クーラーボックス |
常備防災系 | 日焼け止め・虫よけ、虫刺され用薬品・蚊取り線香 |
自然のフィールドでランチを食べて遊ぶという事がメインとなります。ランチメニューによって準備するものも変わります。カップラーメンかバーベキューにするのかなどまずはメニューを決めよう。
次に予約したキャンプ場にテーブル・イスが設備として備わっているか屋根はあるかなど確認。
設備がない場合レンタルできるのか確認し、レンタルするのか購入するのかを検討する。
自然の天気は変わりやすいから屋根があるところなら安心です!
☜タープというキャンプグッズです
あるといろいろ便利
この時点でこの先キャンプを続けるかわからなくても、お子さんのいるご家庭であればテーブル・イス・クーラーボックスなどは持っておいても使う場面は出てきそうですね。
家で使っているものや100均などを利用して余計な出費を抑えることもできます。
家庭用コンロや小さめの鍋やかん、包丁や調味料を持ち出したり、100均で紙皿、紙コップ、割りばし、トングなどもそろいます。
バーベキューコンロを買うのはちょっと待って‼
バーベキューをしようと思ったら真っ先にバーベキューコンロを思いつきますが、ちょっと待ってください!この先キャンプを始めたときに購入するであろう焚火台と役目がかぶる可能性が高いからです。
この先バンガロー泊やテント泊にステップアップしたときにやっぱり焚火は欠かせないものになると思います。その時に必要になるのが焚火台です。この焚火台でバーベキューができることが多いのです。
デイキャンプの注意点
デイキャンプは日帰りの手軽さが最大のメリットですが、自然のなかで遊ぶという点でやはり注意は必要です。特に子どもと一緒に行く場合は最大限の注意と危険予防が必要になることは忘れてはいけません。
高原や山林では熱中症対策は必須ですし、日焼け止め、虫刺され用薬品なども必要になります。
河川ではライフジャケットはかならず装着し子供から目を離さないことが必要不可欠です。川の形状がどうなっているかを事前に確認して遊ぶ場所を決めましょう。私の場合は自分用の大きめの浮き輪を常に用意していました。川では体が沈んでしまいます!いつでも助けられる準備を!
【step.2】 バンガロー泊から始める
そんな方にはバンガロー泊がおすすめです
バンガロー泊とは
バンガロー・ロッジ・コテージ、いろいろな名前あって分かりにくいですよね!
ざっくり説明するとコテージはトイレ・お風呂・空調・寝具など宿泊するための設備が整っているもの
バンガローは部屋のみ。ロッジはその中間にある施設です。
明確な定義があるわけではないのでキャンプ場によってかなり違いがあります。キャンプ場のホームページや直接問い合わせたり確認作業が必須です。私が良く利用するバンガローは布団がありトイレが併設されています。
バンガロー泊の魅力
キャンプ初心者の方にとって強い味方になってくれるのがバンガロー泊だと思います。
せっかくキャンプしに来たのに日帰りじゃもったいないし、いきなりテントで寝るのもなんか怖いと感じる方にとってはありがたい存在になるはずです。
家族全員で泊まっても探せば1万円程度で泊まれるリーズナブルさも魅力の一つです。
私の場合は天気が怪しい時などはよくバンガローを利用させてもらってます。雨の中のテント撤収作業はなかなかにしんどいのです…
なんといっても大自然の中で見上げる星空は感動ものです。また焚火を囲んでみんなでワイワイするのも子供にとっても大人にとっても忘れられない思い出になるはずです。
バンガロー泊に必要なもの
step1で解説したデイキャンプに必要なものにプラスして寝泊りするための道具が必要になります。
寝るための道具 | マット・寝袋 |
照明器具 | 大きめな物と小さめな物最低2個は必要 |
焚火セット | 必須ではないけどチャレンジしてみたい人も多いはず 焚火台、薪、着火するものが必要 |
って結構準備するもの多くて予算が…って感じですよね?そうなんです初期投資が結構かさむんです。なので今後続けるのかがポイントになります。続けるかどうかいまいちわからないなぁという方はまずデイキャンプで回数をこなしてみるか、少し金額はかさみますがコテージやグランピングなんかを体験してみるのも手です。せっかく買ったのに1~2回で嫌になっちゃったらもったいないですもんね!
バンガロー泊の注意点
また一泊するので次の日の朝ごはんまでの準備が必要になります。2回分の食料が必要になるためメニュー作りから作戦を練ろう!
山間や河原、標高などで真夏でも肌寒い場所もあります。深夜の気温をキャンプ場に問い合わせるなど暖かめの準備を!
バンガローは空調設備がないところも多く、自然の中で一泊するので寒暖差に注意して暖かめの準備をしておきましょう。真夏でも朝晩は長袖が必須になる場所は多いです。
事前に現地の朝方の気温を調べたり、キャンプ場に問い合わせたりした準備が大切になります。
【step.3】 テント泊から始める
そんな方はテント泊にチャレンジしてみよう
テント泊の魅力
今でも感じるテントに入った時のわくわく感!やっぱりキャンプの醍醐味はテントの中にあるのかもしれませんね!テントの中は非日常そのものなにをやっても楽しいもんです。
テントの中で見る子供たちの遊び疲れた寝顔は別格ですよ。
食事を済ませてみんなで焚火を囲む!なかなか味わえない非日常がそこにあります。
深夜トイレに起きてたまたま見上げた満点の星空!
キャンプに来てよかったなぁと思える瞬間です。
子供たちの最高の笑顔を見るためにしっかりとした準備が必要になるのも事実です。
まずは想像力を働かせてみましょう。大自然のフィールドの中薄い布だけのテントの中で寝るわけですから、夜の気温はどれくらいだろうか?寝る場所は凸凹じゃないだろうか?夜トイレに行く時真っ暗かもしれない!など、想定をして準備をすることがコツです!
テント泊に必要なもの
必要なものとしては今まで一緒に確認してきたデイキャンプで必要だった食事をするための準備+バンガロー泊で必要だった泊まるための準備+あとはテントとタープです!
キャンプ初心者にタープって必要?
キャンプの初心者の方によく聞かれる質問のひとつです。実際なくてもいい時もありますから必ず必要というものではありません。ですがここでまた想像してみてください!
真夏の高原で太陽をさえぎるものが何もない時、急な天気の変化で雨が降って来た時!屋根が欲しいと思うはずです!その役割を担うのがタープです。タープは緊急避難所+リビングスペースという感じです。
キャンプ初心者にツールームってどうなの?
はじめからテントにリビングスペースが併設されている形をツールームといいます。まさに寝室とリビングのツールーム。一体感があってデザインすごくかっこいいしフルクローズできる安心感もあってとてもいいアイテムです。ですが組み立てに多少の手間がかかること、パッケージが大きいので家での収納にスペースが必要なこと、何よりちょっとお高いので初心者の方にはちょっとハードルが高い気がします。ツールームテントとテント・タープを別にそろえた場合の比較を表にまとめてみましたので参考にしてみてください。
設営 | 撤収 | 収納 | 機能性 | デザイン | 価格 | |
ツールーム テント | 〇 | △ | △ | ◎ | ◎ | △ |
テントと タープ | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
私のお勧めとしてはテントは単体で購入しタープは6角形型のヘキサタイプのものをお勧めします。
ヘキサタープは設営がしやすくレイアウトの自由が利くため、
キャンプ場のサイトの形に合わせて設営ができます。
また仮に撤収時に雨が降っていたら、帰宅してからギアを乾かさなければいけないケースも出てきます。その点でも大型テントよりもテントとタープが分かれていた方が片付けやすいです。
実際キャンプが好きになるとテントを設営する手間なんか全然気にならなくなっちゃいますし、設営するコツさえつかんでしまえば、大型テントでも一人で設営できちゃいます。
ツールームは最近の流行でもあるしカッコいい!機能性にも優れているので慣れるまで頑張る方には良い選択になることもあります。
テント泊で見落としがちな重要アイテム
いろいろ準備をすすめて結構見落としがちなのがペグです。テントやタープを地面に固定する時に使う杭みたいなものです。テント等を買うと付属されていることも多いですが、これがあんまりというかほとんど使い物になりません。
細くてすぐに曲がってしまったり、長さが足りずにタープ崩壊なんてことになる前に準備しましょう。
ペグとペグハンマー(金づちみたいなもの)は別途用意が必須です。
ペグハンマーはAmazonでも安く売っていますし、ホームセンターで使えそうな金槌を探すのもお勧めです。私は100均の金槌を使ってます。ポイントはくぎ抜きがついてるものだとペグを抜くときに重宝します。
ペグに関しては各メーカーからいろんな種類が販売されています。素材で言えばプラスチック・アルミ・ステンレス・鉄製(鋳物)・チタンなどがあります。
それぞれ一長一短があるのでシチュエーションで使い分けるよりも、オールラウンドに使えるものを選んだ方が結果コスパ良くそろえることができます。
お勧めとしてはステンレスか鉄製(鋳物)です。どんなフィールドでも安定してテントを支えてくれます。
リーズナブルにそろえたい方はホームセンターで売っている「ロープ張り」がおすすめです
ホームセンターで購入したロープ張りが安くて頑丈でとにかく使いやすい。ガンガン打ち込んでも曲がったりせず、単価も安いので簡単に買い足せるのも魅力です。難点はちょっと重い!くらいです。
写真の一番右に移ってるやつは上の部分がくっついているのでロープがひっかけられずに使いにくい。左4本のように上の部分が開いてるものを探しましょう。
キャンプ場の選び方
キャンプ道具そろえたらいよいよキャンプ場を探してみましょう。
- よく寝れなかった…
- 昨日の疲れが抜けてない
- 朝撤収作業に手間取ってヘトヘト
キャンプあるあるです!
なので初めは自宅から近いところから探してみましょう!
いつもよりたくさんの荷物を積むことになるし、体調が万全でないこともあります。
車で1時間程度で行けるキャンプ場があったらベストですね!
キャンプ場の種類
キャンプ場では宿泊するためのスペースをサイトと呼びます。
サイトまで車で乗り入れできるオートキャンプ場と、車は駐車場に止めサイトまでキャンプ道具を運ぶキャンプ場の2種類に分かれます。
また、サイトがロープや植え込みで区切られている区画サイトと、区画のないフリーサイトとがあります。また区画に電源を引いてくれている電源サイトというのもあります。
初めてキャンプをする方にはフリーサイトのオートキャンプ場をおススメします。
キャンプ場によってはサイトが四角形でないことも多いですし、タイトなサイトも多いです。
実際予約したサイトを見てレイアウトを決めるのは初めは少し難しいです。
季節でキャンプ場を選ぶ
真夏の熱帯夜に蒸し風呂のようなテントの中で、良い睡眠がとるのは多くの人が無理だと思います。
また、春先や秋口平地では昼間暑さを感じる季節でも、河原や山間では朝晩冷え込む場所もあります。
寒さは服などで対応できますが暑さはどうにもなりません。
私も過去に真夏に釣りキャンプにチャレンジし、海抜0mmの無風のキャンプ場で大汗をかきながら眠れない夜をすごした苦い経験があります。
テント泊の注意点
まず一番初めに気にしなければいけないのが気温と天候です。
キャンプで大切なことは事前準備です
昼間暑くて川へ飛び込んで遊んでいたとしても、朝晩は気温が下がり長袖長ズボン必須なんてことは極当たり前にあります。10月のキャンプ場で深夜寒くて寝れずに、友人に助けてもらった経験もあります。急に雨にふられて着替えが足りずに濡れたまま我慢する。せっかくのキャンプが台無しになってしまいます。
キャンプを安全に楽しく過ごすために気温、天候は最低限確認しておきましょう。
事前に確認しておけば対応できる準備と、キャンプ自体キャンセルするという選択も可能になります。
大切な家族を守るため必要不可欠な準備です。
キャンプの朝は『忙しい!』を攻略しよう
夜明けを迎えテントから出るあの瞬間はなんかたのしい!朝一の景色はどうか?天気はどうか?
テントのチャックを開けるときのドキドキ感はキャンプの楽しさのひとつです。ゆっくりコーヒー飲んで朝ごはんを作って…
あれ?もう9時?ヤバいんじゃね?なんてあるあるです。
キャンプの朝はチェックアウトの時間との戦いになります。
朝ごはんを作って食事、片付けた後テントやタープの撤収、そして車への積み込み。
なかなか忙しくなってしまいがちです。でも分かっているなら段取りをうまくたてて乗り切りましょう。
私の場合は父子キャンプを多く経験してきました。友達のサイトではパパとママがうまく役割分担をして優雅な朝を迎えてましたが、こっちはそうはいきません!朝食を作るところから積み込みまでひとりで完結しなければいけないのです。
キャンプの朝食はあまり手間をかけず、それでいてキャンプらしいメニューを考えていこう。
ホットサンドやパスタなどは簡単だし洗い物も減って後々楽になります。
あるキャンプの朝の私の必勝パターンをタイムスケジュールにしてみました
11時チェックアウトバージョンです。
- am6:00起床
起きてコーヒーを飲みながら、昨夜使った焚火台の始末と照明機器を片付ける
- am7:00子供たちが起きてくる
朝食(ホットサンド)を作って一緒に食べる。ちょっとまったりする
- am8:00寝袋やマットを干す
椅子の上や車のボンネットなどを使って寝袋とマットを干す
その間に食器や使った調味料などテーブル周りを片付ける - am9:00テントの中を片付ける
フライシートを取ってテントをひっくり返して裏側を乾かす
テントの中に何も残ってないか確認する(ランタンとか忘れがち)
寝袋やマット、食器など乾いたものからどんどん積み込む - am10:00タープを片付ける
最後にタープを片付ける
使ったペグは泥をぬぐい、ロープ類は長さのそろえてしまう
つぎキャンプ行ったときペグは泥だらけ、ロープは絡まってると初めからテンション下がります
積み込みが終わったら忘れ物チェックとごみなど落ちてないかのチェック
【来た時よりも美しく】を心がけよう - am11:00チェックアウト
家に帰るまでがキャンプです!安全運転で帰りましょう
キャンプを数回経験すればこのあたりのコツなんかはすぐにつかめてくると思います。
とはいえ私自身今でもチェックアウトの時間を気にしながら動いています。
ポイントを一つ上げるとしたら、使ったものはなるべく早く洗って片付けるように心がけています。
そうすれば、あれどこにいった?なんてことも減るし、しまうときには道具が乾いていて作業がはかどります。
ソロキャンプも視野に入れてみる
もしこれからキャンプを始めたいと思っていて、いつもは家族で、でもたまには自分一人でソロキャンプもやってみたいと思っている方いませんか?
私の場合、ながくファミリーでのキャンプを楽しんできて、子供も成長しやっと自分だけが楽しめるキャンプができるようになった時、ソロ用の道具がない!ってなってしまったんです。
それからソロ用のギアを数年をかけて少しずつ集めました。逆にファミリーで使っていたギアはどんどん使わなくなり物置の場所を占領するだけの存在になってしまいました。
だったら最初からファミリーキャンプ・ソロキャンプに共用できるギア選びをしておけばよかった。
ファミリー・ソロ共用ギアとは
そもそもファミキャンとソロキャンでは人数が違うからテントの共用とか無理じゃない?
その通り!ギアによって共用できるものとできないものがあるよ!
確かにテントは収容人数が違うので共用はむずかしいです。でもイスなんかはどうでしょう?
ファミリーキャンプの時もソロキャンプの時も同じイスを使えそうですよね!
そんな感じでキャンプギアを選ぶときにソロでも使えそうか?という基準を設けるだけです。
いくつか例を挙げて一緒に考えてみましょう。
テント | 収容人数が違うので難しい |
タープ | DDタープならファミリーの時は大きく広げ、ソロの時はアレンジしてタープ泊もアリだな |
テーブル | キッチンテーブルはやめて大小のテーブルで代用する。小はソロにも持っていけそうだな |
イス | ファミリー・ソロの互換性バッチリ |
マット | テントのサイズに合わせず一人用サイズで連結できるタイプにしよう |
寝袋 | ファミリー・ソロの互換性バッチリ |
焚火台 | バーベキューもするなら共用はむずかしそうだが、ソロで大きめの焚火台使うのもアリだな |
ツーバーナー | シングルバーナー2個でも同じじゃない? |
・ ・ ・ | ・ ・ ・ |
なんとなく伝わりますかね?
ファミリー・ソロ共用のメリット・デメリット
ソロキャンプ道具は小さくコンパクトなギアが多いです。なので使わないときの収納スペースを圧迫しないというメリットがあります。
テントにしろタープにしろ使わないときの邪魔なこと…
テーブルやイスもろもろ合わせたらレンタルスペースが欲しくなるほどです。
ソロキャンプ道具なら専用ボックスを作っておけば割とコンパクトに収納することができます。
逆にさっきの例でいえばシングルバーナーなら2個、マットなら人数分と出費が多少かさむというデメリットもあります。
なので収納スペースと金額のバランスを見ながら、後悔の少ない道具えらびにチャレンジしてみてください。
まとめ
キャンプ初心者のためのファミリーキャンプの始め方について、目的別に3ステップ+αで紹介してきました。ご自身にはどんなキャンプスタイルが合ってるのか見えてきましたか?
キャンプは自由を楽しむものなので、自分やご家族が楽しいと思えるスタイルで始めることが大切だと思います。周りの目を気にしてもつまんないですもんね!
ただキャンプは自然を相手にしているという事だけ忘れずに、おごることなく真摯に付き合っていけば一生楽しめる趣味になってくれるはずです。
それでは素敵なキャンプライフを!