ファミリーキャンプの醍醐味は自然のなか家族で共通の体験を通して、『ともに楽しみ、ともに感動できる』ことだと思います。親にとっても子供にとってもかけがえのない経験になることでしょう。
また、ファミリーキャンプのパパの役割としては子供たちや奥様を見守り、危険なことやツラいことが起きないよう気を配らなければなりません。
そうなんです。楽しみながらもどこか気を張っているのではないでしょうか?キャンプ歴25年になる【まる】も今でもそうなんです。
そこでこの記事では、ファミキャンときどきソロキャンの楽しさをお伝えしたいと思います。
ソロキャンプでは他に気を配る必要はなく、何をするのも自由!チェックインする時間からテントを張ったら即昼寝しても誰にも文句を言われません。
焚火をしながら満点の星空を見上げ、コンビニで仕入れたつまみで一杯!誰にも邪魔されない時間がそこにはあります。
ソロキャンプの魅力
最近ソロキャンプが流行ってるけどそんなに楽しいの?
ひとりで寂しくないの?
最近のソロキャンプブームもすごいことになってますね!久しぶりの連休でキャンプに行こうと思っても予約が取れないというケースが続いてます。
皆さんソロキャンプの魅力に気づいてしまったのね!って感じです!(笑)
YouTubeをはじめいろいろなところで魅力が伝えられ、ソロ用のキャンプギアもたくさん販売されるようになりました。
ここでは私の感じるソロキャンプの魅力について共有したいと思います。
自分のペースで
ソロキャンプの最大の魅力は自分のペースで楽しめることです。
お腹が減ったら好きなものを食べ、眠くなったら寝袋に入る。
こんな自由で楽しいことはない!と【まる】は思っています。
テントの中でYouTube見たり、ゲームやったり、好きなつまみを作ってお酒を飲んだり、自分のペースで楽しめる!って最高じゃないですか?
自分専用時間でリフレッシュ
最近忙しくて、仕事しかしてない感じだなぁ~
そろそろリフレッシュが必要なんじゃない?
あるときはお父さんだったり、先輩だったり、誰かの部下だったり、社会の中でいろいろな役割を担っている現状。楽しい事大変な事たくさんあると思います。
でも、誰にも邪魔されない自分だけの時間を持ちたいと思っている方も多いんじゃないでしょうか?
ソロキャンプってこの自分専用時間を作り出せる空間だと思います。
やってみたかったことがやれる
キャンプに興味がでて、いろいろ調べてるうちにあんな事やこんな事、‟夢”みたいなやってみたい事出てきてるんじゃないですか?
- 燻製にチェレンジしてみたい!
- ブッシュクラフトってかっこいいな~!
- 天体観測とかやってみたい!
せっかくなのでチャレンジしてみませんか?なんせなにをやっても自由!やっていいんです!
【まる】は料理が好きなので、自分の食べたいものをひたすら作って食べる!ことに幸せを感じてます。あとはゆっくり絶景の中でコーヒーを飲みながら読書がしたいです!
キャンプひとり飯
ソロキャンプの大きな楽しみの一つに『自分の好きなものを、好きな時間に、好きなだけ食べれる』事があると思います。
何も料理を作らなくても、スーパーで買っていった刺身をつまみに昼間から晩酌したり、カップ麺で朝ラーをキメたり、想像しただけでもう楽しいです!
大自然の中で食べるカップ麺は格別ですよ!
ソロキャンプのデメリット
わたし、ソロキャンプ好きなので魅力を力強く語ってしまいましたが、デメリットとなりうるケースもあるので一緒に確認していきましょう。
ひとりになることが苦手
そもそもひとりで居ることが苦手な方は合わないと思います。そりゃそうですよね!
ソロキャンプに行くとソロ同士で仲良くなることもあります。
なんとなく話すようになって、夜になるとお互いにつまみを持ち寄って酒を酌み交わすなんてこともありますが、それを目的に行くと失敗します。
良くも悪くも自己完結
設営・撤収・片付け
自由なのはいいけど、設営とか撤収とかも1人でやるんでしょ?
メニューも自分で決めなきゃだし、すごく大変なんじゃない?
ソロキャンプのリスクヘッジ
ソロキャンプは一人です。そのためある程度のリスクヘッジが必要になります。その時どうするかあらかじめ考える必要があります。
- 買い出しや温泉などテントを離れる時
- ナイフでのけがや焚火でのやけど
- 腹痛や発熱などの体調変化
ファミキャンときどきソロキャン
ソロキャンプやってみたくなってきましたか?いよいよ本題です!ファミキャンもソロキャンもしたい方にそのメリットとデメリットを確認していきましょう。
メリット
家族の時間も大事・自分だけの時間も大事
家族の時間も自分だけの時間も大事!そう思ってる方多いんじゃないでしょうか?
私もその一人です。ならば両立させちゃいましょう!例えば3回に一回はソロキャンプを挟む、月に1回は平日の休みをもらうようにする、土曜日は家族とデイキャンプ、日曜日はソロでデイキャンプとかやり方はいろいろありそうですね!
要はキャンプと言う趣味を持つと家族も自分も大切にする時間が持てる!という事だと思います。
経験値爆上がり
家族を連れてキャンプにいきなり行くより、まずは一人で予行練習しておくと安心じゃないですか?
一人なら時間をかけてじっくりテントを設営できたり、料理に失敗しても『マズッ‼』って笑えますよね!
子供と一緒であればそうはいきません。
家族でキャンプを楽しんで反省点とかがあった場合、ソロキャンプで解決策を試すなんてことも可能になります。
何より一人なら気軽に経験を重ねることができるのです。
ギアの軽量化
ソロキャンプのギアは軽量コンパクトに設計されているものが多く、ファミリーキャンプで使うギアをソロ用のギアで代用できればかなりの軽量化、コンパクト化が実現できます。
コンパクトになればキャンプに行かないときの収納スペースの圧縮にも役に立ちます。
使わないときのキャンプ用品ほど邪魔なものはないですよね!
デメリット
予算がちょっと多めにかかる
ギアの整理
キャンプに出掛けて忘れ物って結構ありますよね?道具をしっかり把握して収納することで忘れ物を防ぐことができます。
ファミキャンときどきソロキャンの場合、ファミキャン用なのか、ソロキャン用なのか、兼用なのかをしっかり把握して分けて収納する必要があり多少手間がかかります。
ファミキャンときどきソロキャン・ギアの選び方
ファミキャン用とソロキャン用と2種類もギアをそろえたら、お財布も家の中も大変なことになっちゃうんじゃ…
家族で行く時と1人で行く時で共有できるギアと、そうでないものとをしっかり区別しておけば収納スペースを少なくすることもできるよ!
ファミキャンでもソロキャンでも共有できるギア
寝袋、イスはファミキャンでも人数分そろえるものですし、ペグやペグハンマーはもちろん共有可能なので、説明不要ですね!
タープの共有方法
一般的なヘキサタープをファミキャン・ソロキャンの兼用にされてる方も多くいらっしゃいます。
私の場合は4×4m四方のタープをファミキャンの時は大きく広げて、ソロキャンの場合はフルクローズでタープ泊使用にして兼用しています。
ランタンの共有方法
ファミリーキャンプの場合、大きめのメインランタンとテーブルランタンの2種類を準備するのが一般的です。
そのうちテーブルランタンの方をソロキャンプのメインランタンとして流用することができます。
ランタンの燃料については電池式、もしくは充電式だとテントの中でも使用できるので汎用性が高くおススメです。
調理機器の共有方法
調理するための火器類で真っ先に思い浮かぶのが、家庭で使っているカセットコンロではないでしょうか?カセットコンロはもちろん共有可能で、最近ではアウトドアに特化したカセットコンロが販売されています。でも火口が2つ欲しいのも現実、次に候補に出てくるのが2バーナーじゃないでしょうか?
2バーナーを考えるときに、シングルバーナーを2つでも同じじゃない?
という発想で揃えたのがこちらのセットです。
ユニフレームの五徳と風防にSOTOのST310がシンデレラフィットすることは有名ですが、中華性のBRSのガスバーナーに、OD缶110をセットするとこれまたシンデレラなんです。
共有できないギア
テントとかテーブルは共有できないの?
大きいテントでのびのび寝たりとか、大きいテーブルにお酒を並べてとか楽しみ方はあるけど、設営や撤収の手間を考えると、余裕があれば別に用意したいところだね!
先ほどご紹介したシングルバーナー2つセットを小さめのテーブルにセットして、ファミキャンの時はキッチンテーブルとし、ソロキャンプの時はメインテーブルとして使用するという使い分けもできます。
キャンプ場の選び方
経験値を獲得してレベル上げ
キャンプは経験を積むごとにスムーズにスマートに楽しむことができます。
なので何か失敗しても1人だとリカバリーしやすかったり、我慢できたり、割と低リスクで経験を積むことができると思います。
ソロキャンプで下見して家族を連れて行くくらいがちょうどいいのかもしれませんね!
ちょっと足をのばしてみよう
ファミリーキャンプの場合チェックインの時間にキャンプ場に入り、なるべく長く遊びたいと思うのが人情。また子供たちは車の中でじっとしてるのが苦手じゃないですか?
結果、近場のキャンプ場がおススメにはなりますが、1人ならチェックインして暗くなる前にテントの設営だけできれば問題なし!
ちょっと足をのばして行ってみたかった場所や、家族で行った時を想定して実際にかかる時間を把握したり、休憩ポイントを下調べしたりすることもできます。
まとめ
家族との時間も自分だけの時間も大切にしたいファミキャンパパに、ソロキャンプも視野に入れた楽しみ方を提案させていただきました。
私も、ソロキャンプから始めてデュオキャンプ、ファミリーキャンプ、父子キャンプ、そしてソロキャンプに戻ってきました。
25年以上もキャンプを趣味としてきてまだまだ飽きない!今でもキャンプに出掛ける時はワクワクします。そんな魅力が少しでも伝わればうれしいです。
それではまた次のキャンプで!
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