前回のキャンプで、焚火の火の粉が飛んでタープに穴が開いちゃった!
お気に入りのキャンプギアだからすごくショック(涙)
すごくよく分かる!
【まる】もタープに穴が開いちゃったところ。
補修していくから一緒にやってみよう!
キャンプに行ったら是非やってみたい焚火!
でも楽しい焚火でも飛んだ火の粉が、テントやタープに穴をあけてしまう事があります。
また、数年キャンプをしているとテントのポールの中に入っている、ショックコードが切れてしまう事もあります。
この記事ではテントのリペアの方法とテントポールのショックコードの交換方法をご紹介します。
せっかく購入したキャンプギア!メンテナンスして長く付き合える良き相棒に育ててみてはいかがでしょうか?
穴が開いてしまったテントやタープの補修
焚火をじっと眺める!キャンプならではの非日常ですよね~
キャンプの醍醐味と言ってもいい焚火!その代償がこれである…
①補修材料を準備する
テントやタープを購入した際、リペアシートを同梱してくれている商品も多い。
補修キットがない場合は自分で準備する必要がある。コールマンなどはコールマンカラーの補修キットも販売している。
今回穴が開いてしまったのがDDタープのコヨーテブラウンというカラー。
いろいろ調べてこれが一番近そうだったので購入。
この手の補修シートはシール状になっていて、穴に合わせた大きさにカットして貼るだけなので簡単です。
②補修個所を整形する
テントやタープの補修は簡単に言えば補修用のシールを貼る!という作業になります。
なので第一段階は、補修個所に凸凹や汚れなどが残らないように整形する作業になります。
写真の通り焚火で空いた穴は溶けた部分が残っている場合が多いです。
カッターなどで溶けた部分を切り取り、砂や汚れなどは乾いたタオルでふき取っておきましょう。
③補修キットを穴の大きさに合わせてカットする
空いた穴にかぶさるくらいの大きさにカットする。
この時少し大きめに切り出すのがポイント!
裏表から張りたいので2枚用意する
切り出したシートは丸く切り抜いておく。
四角いまま張ると角の部分からはがれやすくなるからです。
大きめに切り出したのは、丸く切った後きちんと生地に粘着する部分を取るためです。
④穴あき個所にシートを貼る
しわにならないように丁寧に貼っていく。
本来表側だけ張ればリペア完了ですが、【まる】の場合は念には念を入れて裏表から貼っています。
家の中ではどこに貼ったのか判別しにくいくらいの仕上がりになりました♪
補修完了後
外で使うと日に透かされて、補修場所が分かってしまいますが、自分で直した証!愛着がわきます。
いろんなキャンプギアが販売されている昨今、いろんな商品に目移りしちゃうこともありますが、自分が吟味して手に入れたギアです。
補修しながら長く付き合っていくと、相棒としての安心感と愛着がわいてさらにキャンプが楽しくなりますよ♪
ショックコードの交換方法
テントやタープを長く使っているとたまにショックコードが切れてしまう事があります。
ショックコードとはテントポールなどの中に入っているゴム状のコードのことで、テント設営を簡素にしてくれ、ポールの剛性を高めてくれる影の立役者です。しっかりメンテナンスをしてあげよう♪
補修材料を準備する
ショックコードでググるといろんな商品が出てくるので安価に手に入る。
注意点はコードの太さ!太すぎると今回のように細いポールには入らない可能性がある。
細すぎても強度の面で不安が残る。今回は2.5mmのものをチョイス。やはりキャンプメーカーから出されている商品は安心だろう。
あと準備するのはハサミ、メジャー、サインペン、ライター。必須ではないがダブルクリップなどあれば作業がはかどる。
ショックコードの交換方法
①まずはよく観察して作りを把握しよう
今回補修するポールはショックコードを結んでコブを作って留めるシンプルな作りでした。
その他にワッシャーのような金具を使って止めたり、ストッパーにあたる部品があるものもある。
まずはショックコードがどう留まっているかを観察して把握しておこう。
専用の留め具が破損している場合はメーカーに問い合わせるか、代替品がないか探してみよう。
②ショックコードの長さを割り出そう
実際に使うショックコードは、つなげるポールの長さの8割の長さです。
今回補修するポールは写真の通り327.5cm
必要なコードの長さは327.5×0.8=262cmとなる。
ショックコードの必要な長さの所にサインペンでマークしておく。もちろん引っ張らずに測る。
まだ切っちゃだめ!
今回のように細いショックコードで太さのあるポールを繋げるときは2重にすることもある。その場合中心になる点もマークしておくと後の作業が楽だ。
ポールの中に通していこう
ポールの中に通していこう。
ポールを一度つないで端の方から1本ずつ外しながら通していくと間違いが少ない。
つなぐ順番、コードをさす方向を間違えないように確認しながら作業をする。
ショックコードを固定して完成
マークした部分で結びたいので、10cmくらい余裕をもってカットする。
ダブルクリップなどでコードを抑えてからカットすると失敗が少ない。
ワッシャーや留め具があるものは切る前、結ぶ前、に手順を確認しましょう。
カットしたショックコードの断面は、ライターであぶっておく。
結び目でカットする時は、あぶってから結び目に押し当てておくとほつれにくくなる。
ショックコードの交換はそれほど頻度の高いものではないが、覚えておくて損はない。
まとめ
今回はテントやタープの穴が開いた時の対処法と、ポールに中のショックコードの交換について解説してきました。
日進月歩でいろんなキャンプギアが開発されている昨今、だからこそ今持っているキャンプギアは大切にしたい。
ちょっとした手間をかけてリペア、メンテナンスをすることで、長く使えてその分愛着の湧くギアになるのではないでしょうか。
この記事が誰かのお役に立てたなら幸いです。
では次のキャンプで!
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