今回は【まる】初のTC素材の【タラスブルバ】ワンサイドフォークTCシェルターを購入したので早速レビューしていくよ!
今回は冬キャンプを快適に過ごせるテントを探していて、目をつけていたテントが半額セールになっていたので購入しました。
冬にも夏に適していてずっと欲しかった幕。キャンプで使用を重ねて来たので、早速レビューと設営方法をご紹介させていただきます。
ワンサイドフォークTCシェルターのメリット
パップテントのような佇まい
軍幕、パップテントと呼ばれる無骨なテント。
かっこいいですよね~!
【まる】も一時期すごく憧れて軍の払い下げサイトを探しまくった経験があります。
自分のキャンプスタイルとは合わなかったので購入には至りませんでしたが、無骨な雰囲気に魅かれる人は多いはず。
高さがあって腰に優しい
【タラスブルバ】ワンサイドフォークTCシェルターは高さが180cmもあるので、ハイバックのチェアーを入れ込んでも余裕がある。
テントの中で立って移動できるのは腰に優しい。
『お座敷スタイルのキャンプは腰が痛くて無理!』っていう理由でパップテントを諦めていた人にも選択肢の一つになるのではないでしょうか?
サイズがベスト
コットを2つ置いてこの余裕である。
2又ポールによってテント内が有効に使えるのがこのテントの最大のメリットだと言える。
ソロキャンプでは籠って十分楽しめる広さがある。
ワンサイドフォークが便利
ワンサイドフォーク。つまり片方がフォーク(2又)になっているという事。
サイドをオープンにしたいときこの2又ポールのおかげで出入りがしやすい。
寒い日のおこもりキャンプの時、ポールが邪魔をしないのでレイアウトの自由度が上がる。また就寝時にトイレに行きたいときなどスッと出れて便利。
TC素材としてのメリット
TC素材としてのメリットは燃えにくく、テントのそばで焚火を楽しめること。
素材の性質上幕の内外での温度差を伝えにくい事と、吸湿性がある事で結露を最小限に抑えることが出来る。
テントの近くで焚火ができるのはTC素材の最大のメリットと言っていい。
以前はDDタープをフルクローズして冬キャンプを楽しんできたが、結露でシュラフや服を濡らしまくっていた。
ワンサイドフォークTCシェルターのデメリット
ワンサイドフォークTCシェルターは独特の形状から好みの分かれる所。
このテントのデメリットとしては特に見つけることはできなかったが、TC素材ゆえのデメリットは当然ある。
TC素材としてのデメリット
重くてかさ張る
ここで基本情報に触れておこう。
■組み立てサイズ:約470x230x180(h)cm
■収納時サイズ:約23x23x65cm
■重量:約10.7kg
■付属品:ペグ15本、ロープ6本、収納ケース
10キロを超えるテントはやはりずっしりと来る。強いて上げればデメリットと言えるだろう。
乾燥撤収が必要
TC素材はナイロンと違い乾燥に時間がかかる。
これが【まる】がTC素材を敬遠していた最大の理由です。今回購入するにあたって長考の末出した結論は、『雨の日は使わない!』(笑)
乾燥が不十分だとカビの原因になりかねないので、乾燥撤収を心がけなければいけない。
この点についてもこのテントとしてのデメリットという訳ではない。
ワンサイドフォークTCシェルターの設営方法
①広げる
袋から出して本体を広げる。
②向きを確認する
本体の内側を見ると片側にロープがある。
ロープがある方のポールが2又になるので、お好みの方向に設置をする。今回は左側にする。
③2又ポールを組み立てる
キャップの付いていないポールを2又連結金具に差し込む。これが本体のロープがある方(今回は左側)に入る。
④反対のポールも組み立てる
上下にキャップの付いたポールも組み立てる。
今回の場合は右側のポールになる。
⑤ロープ側の幕をペグダウン
ロープの付いている方(今回は左側)の幕本体ををペグダウン。仮止めになる。
⑥2又ポールを入れ込む
見にくいが幕の内側に2又ポールを受け止めるためのポケットがある。2又ポールをさして一気に立ち上げる。この設営で一番大変なところ!がんばろう♪
⑦2又ポールをピンに差し込む
ロープの根元についているホールに2又ポールのピンをさす。前後とも刺すと幕の左側が自立するようになる。ここでバランスを見ておこう。
⑧反対側のポールを入れ込む
反対側(今回は右側)の内側からポールを立てて外側の付属ロープでペグダウンしていく。幕自体が自立しているので安定してペグダウンすることが出来る。
⑨バランスを見ながらペグダウン
幕の裾の部分と左右の頂点をバランスを見ながら調整しながらペグダウンしていく。
この幕に関してはペグでの仮止め、ペグの打ち直しは当たり前の作業。いきなりペグを奥まで打ち込まないのがコツです!
⑩バランスのコツ
①ポールが直立しているか。
②屋根の線とロープが一直線上になっているか。
③左右のポールから伸びている裾部分が、手前と奥で平行になっているか。
以上を確認すると綺麗に張れる。
⑪残りのペグダウンをする
幕の形状から風を受けやすいので付属されているガイロープはペグダウンしておこう。
冬場はスカート部分もペグを打っておくと隙間風を軽減できる。
⑫お好みでキャノピーを立ち上げる
キャノピー(別売り)を立ち上げると快適空間が広がる。
TC素材ならではの濃い日影が出来ているのがよく分かる。
設営お疲れさまでした♪
ワンサイドフォークAFシェルター DXとの違い
市場ではこちらの方が人気がありそう!
見た目は似てるが大きく違いがあるから説明していくよ♪
購入の際は間違えないように注意してね!
素材が違う
ワンサイドフォークTCシェルターと違ってAFシェルターの素材はナイロン。
難燃素材を使用しているとのことで耐水圧は3,000ミリ。実際に触ってみたがしっかりしていて安心感がある。
設営方法が違う
写真をよく見てもらうと2又ポールがテントの外に出ているのが分かる。
こっちの方がはるかに設営しやすいだろう。素材のおそらく重量によってポールでの支え方をかえている。
しっかりを設計されていて【タラスブルバ】というブランドの信頼性を担保している。
メッシュがついている
ワンサイドフォークAFシェルター DX このDX表記のある商品はメッシュ窓がついていて夏場に虫の侵入を防いでくれる。
スカート付きで前後共にメッシュになれば、虫の侵入防止と通気性を最大限に叶えてくれる。
夏にも冬にも活躍してくれるこのテントが、人気が出るのもうなずける。
まとめ
今回は【タラスブルバ】ワンサイドフォークTCシェルターのレビューと設営方法についてご紹介させていただきました。
どこか無骨な雰囲気を残しつつ、パップテントにはない居住性を両立してくれたテント。
お高くてずっと欲しくて買えなかったのですが、セール時期を見逃さずゲットできて本当に良かったです。
実際に使ってみて想像以上に機能的で所有欲を満たしてくれるテントでした。
信頼性の高い【タラスブルバ】ブランドのファンになってしまいました。
この記事がどなたかのお役に立てれば嬉しいです。
ではまた次のキャンプで♪
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